下顎第一大臼歯の舌側傾斜改善
下顎の6番は舌側傾斜していることが多いと思います。
ネットサーフィンしていたら面白そうなPeer reviewを見つけました。
A new method to correct lingual rolling of lower molars
super elastic Niti arch wire(一般的なNitiとどう違うのかちょっと調べたけどわかりませんでした)を普通だと右側臼歯のスロットに入れる側を左のスロットに入れて、ねじって右のスロットに入れるらしい
臨床例では、前歯には016☓022ステンレスをメインスロットに入れて、Nitiワイヤーはオーバーワイヤーみたいにしているっぽい?
写真で舌側傾斜が改善されたというのを示されているのですが、口腔内全体の写真ないのでなんとも言えないですね。
オープンバイトになっていないと言っていますが本当だろうか?
このフォースシステムだと左の大臼歯は頬側傾斜しながら挺出するように動くし、前歯には圧下力がかかるはず(ステンレスのメインワイヤーがあるので大丈夫らしいが・・)
左の臼歯挺出による下顎の偏位も起こらないのか気になる・・
イスラムでは5枚法で撮らないのかなあ?
Fig3と4で6番のインレー無くなっているし多分違う人だよね?写真の切り取り方もなんか怪しいなあ・・
ちゃんとした論文になったら続きが見てみたいです。