エッジワイズ法の基本
2018年の10月の終わりから11月のはじめにかけて日本矯正歯科学会学術大会が横浜でありました。
その中で、エッジワイズ法の基本を学ぶ機会がありました。
・若手矯正歯科医の育成には、エッジワイズ装置を用いた歯の移動の原理をふりかえる必要がある。
・育成機関によって差がある
・基本原理を理解した上でアンカースクリューを使うと治療効果の期待ができる
以上のことを言っておられたと思います。たぶん...
まさに若手である自分からすると、勉強せんといかんなと改めて思いました。
基本原理としてお話されていたことに、上下顎前歯リトラクション時のティッピングのコントロールの違いを挙げられておられました。
上顎前歯はbody movement(歯体移動)
下顎前歯はcontorolled tipping(根尖を中心とした移動)
そういえば、以前読んだ本に下顎前歯舌側の皮質骨から根尖が飛び出さないように022スロットで017☓025のワイヤーを使ってスライディングする方法が紹介されていたな〜
基本原理の勉強は大切ですね。